中国の米中貿易発言でダウ史上最高値更新!一般教書演説後のAkiの考察

波乱なしの一般教書演説後にダウ平均は史上最高値更新

トランプ大統領は日本時間昨日午前に、米国議会で今後1年間の内政と外交の施政方針演説を行いました。

年に一度この時期に米大統領が行う演説で、大統領が行う演説の中ではもっとも重要なものとされています。

一般教書演説(state of the union speech)と呼ばれています。

特に今回は11月の大統領選を意識したものになる可能性も高いと見ていたので【減税案第2弾】など更なる景気刺激対策に触れるのでは?などと少し期待もしていました。

そのような内容次第ではマーケットに影響を及ぼしやすいので、個人的にも注目していたイベントでした。

しかし結果としては何事もなく終了。

基本的にこれまでの実績を誇った内容であったので、特にマーケットに効きそうな減税案第2弾などはありませんでした。

私としては今後株がさらに高値を更新してくるのであれば、ここでトランプさんが何か新たな景気刺激策などに言及し更に無理やり株をあげるのでは?と考えていました。

しかし一般教書演説では特に何もなし→にもかかわらず本日2/6株が高値更新してきました!!株価指数が強すぎる!!というのが現状です。

先ほど株が上げてきた要因は『中国が米国から輸入する750憶ドル相当に対し関税を下げる』との報道だったと思われます。

今回、先の一般教書演説ではさらなる景気刺激対策への言及もなくリスクオン(=株価を買い上げれるような良い市場環境)になったわけですので、言い換えるのであれば、まだトランプさんは【切れるカードを温存】できており、余力を残したいい状況で株の高値更新を迎えた、という感じさえします。

この件に関して、『トランプさんはおそらく今日中国がこのように動くと知っていて一般教書演説では余力を残すことをあえて選んだのでは?』という疑念が私の中には残りました。

トランプ大統領の外交面のおさらい

さて、内政的には次々と公約を実現させているトランプ大統領ですが、外交ではどうだったのでしょうか?ここで一般教書演説での発言をもとにおさらいしておきましょう。

外交面での注目は1月に中国と交わした「第1段階合意」でした。

それについては「米国製品に新しい巨大市場が開かれる」と力説していました。

先ほどの中国が米国から輸入する750憶ドル相当に対し関税を下げるとの報道もこれに乗じた動きだったのかな?と考えることもできます(真偽はわかりませんが)。

これを受けて、現在夜間取引の先物では米国ダウは200ドルほど高く買われているようです。ドル円も再び110円近くまで買われています。とにかく景気刺激というか『株を上げる』という面では結果で判断する限り、非常に巧妙な手段で大きな貢献をしましたね。

また、民主党に妨害されてなかなか法制化できなかった新北米自由貿易協定(USMCA)を実現したことも自身の功績として挙げ、新協定で「自動車産業に10万人の高賃金の雇用を生む」とも主張しました。

さらに、先月米国が中東でのテロの根源であるとしているイランの革命防衛隊クッズ部隊のソレイマニ司令官をドローン攻撃で殺害しました。

これに対してはアンチトランプの民主党員も拍手喝采でした。

米国の安全保障上必要な処置をしたとのことでしたが、イランの反撃は限定的であったため、逆に米国イランの和平が進む可能性も出てきたのかもしれません。

ちなみに北朝鮮の非核化問題についてのコメントはありませんでした。

トランプ大統領にとってはこれまでの2回の一般教書演説と比べるとかなり余裕があった演説だったように思います。

内容に余裕がないようであれば【減税案第2弾】を打ち出すだろうと思っていましたが、今後【大統領選で不利になってきた場合の起死回生の一発】としてとっておくことにしたのではないでしょうか!? 

『やっぱり今日の中国の出方を知ってたやろ!!』というのが私の個人的な意見です。

さあ、トランプさんが余力を残しての株高値更新!!

これから株・為替相場がどうなるのかが見ものです!!

個人的にはもしダウ平均が30000ドルを超えロスカットを巻き込むような踏み上げ相場で31000~32000ドルを付ける瞬間があるのであれば、そのタイミングで一度売りを入れたいなと考えています。

そして為替に関しては、通常であれば株が上がればリスクオンということでドル円を含むクロス円通貨は上昇するケースが多いです。

しかし、前回2016年の大統領選時には、先の記事でもふれたように株価指数・NYダウ平均と為替・ドル円の動きが逆行する場面もありました。

本日も株が高値更新をしたことを考えると、もう少しドル円も強く動いてもよいのでは?という印象があり少し違和感があります。

そのあたりのことも頭の隅におきながら、今後トランプさんが再びドル高をけん制するような発言をし、株だけをうまく上げていくような動きをするのでは?と注意しながら為替の取引をしていこうと思います。

投資判断はご自身の責任でお願いします。宜しくお願い致します。

Aki

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